Dnzhn9gI971K56u8Q_rSlkKqTr1UC1cS5yEHG8mF1iE 【看護の勉強会】肝性脳症と事例検討!! | 今日も幸せな看護師人生を!

【看護の勉強会】肝性脳症と事例検討!!

看護の日々

やっぱり勉強って大切ですよね?

 

先日の制度の勉強会に続いて、看護の勉強シリーズ。

今回のテーマは「肝性脳症」

先日、新規の利用者様で肝性脳症で在宅での管理が困っているという理由で介入させていただくようになった方がいました。

ただ事務所内のスタッフで肝性脳症を受け持った人が居なかったということで、同じ会社内のNPさんに講義を依頼し、肝性脳症について勉強会を開いてもらいました!

そのメモ代わりとして、今回はこの記事を書いています!

 

 

 

肝臓について

 

【機能】

合成(タンパク質、酵素、胆汁など)
貯蔵(グリコーゲン、中性脂肪など)
分解(薬物・毒素の解毒、ホルモンの不活性化
代謝(グルコース、Alb、尿素、ビリルビン)

 

 

 

肝性脳症の症状と治療

 

肝硬変:慢性進行性肝疾患により細胞が線維化し、非可逆的変化を起こし固く萎縮する。

肝性脳症:門脈から(肝臓を通らず)直接静脈へ毒素が流入することで、解毒されないまま中枢神経に到達することで生じる神経症状。中でもアンモニアが毒性が強く注意が必要。キーワード→門脈
肝硬変により門脈圧が亢進して、血液の迂回路ができる

肝性脳症の重症度評価:昏睡度分類

肝臓の予備能:Child-Pugh分類→これで肝機能を評価する

症状:羽ばたき振戦、意識障害、昏睡、興奮

治療:BCAAで血中アンモニア濃度を低下させる、また脳内への移行も抑制できる

 

肝性脳症の管理と看護

 

【誘引】

たんぱく食:タンパク質→アミノ酸が合成された際にアンモニアが生成されるため、低たんぱく食が必要。

便秘:便が腸内たまることで腸内細菌によってアンモニアが体内に蓄積される→下痢気味ぐらいでいい、毎日排便があるように。

感染症:たんぱく異化亢進が生じることでアミノ酸が合成、アンモニアが生成される。保清や尿路感染症予防、誤嚥性肺炎予防に努める。

アルカローシス:アルカローシスの状態はアンモニアの反応を促進するので、嘔吐・過呼吸などには注意。

低カリウム血症、脱水:腎でのアンモニア産生を促進するのでIN/OUTチェックを!

消化管出血:分解された消化管から吸収された血球がタンパク源となるので注意。硬いものを食べない、咳嗽や悪心嘔吐、黒色便などの観察も。肝機能が落ちると出血傾向にもなるので出血させないような関わり。

 

【実際に肝性脳症が起きた時】

ACTION:安全の確保(低床ベッド、ベッド柵をタオルで保護する、環境整備、ルートを見えないようにする工夫)、医師・家族への連絡

 

 

まとめ

 

とりあえず、アンモニアが体内にたまらないような関わりが大切で、そのための予防策って意外にたくさんあることを学んだと思います!

 

肝臓って中々難しい臓器ですよね!

一気に全部は理解はできそうにないですが、こういった小さな積み重ねを続けていきたいです!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました