Dnzhn9gI971K56u8Q_rSlkKqTr1UC1cS5yEHG8mF1iE 看護管理者に求められる変化と役割 | 今日も幸せな看護師人生を!

看護管理者に求められる変化と役割

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面白いニュースを見つけたので共有したいと思います.

「マネジメント・ショック」到来.今,マネジメントはどう変わるべきなのか?

 

少子化が進み,どこの職業の人達も人で不足が言われています.それは看護師の世界でも共通した問題です.

有名な研究で言うと,看護師一人受け持つ患者が一人増えるごとに手術後30日以内の死亡率は7%増加するという研究もあるように,人手不足は看護師にとって患者の命にも関わる重要なことです.

 

そんな中でなんとか入ってきた新人を辞めさせないようにと,就職活動の病院説明会では「新人研修を手厚くしています!」というワードをたくさん見てきました.

ただそんな中で,私達の病院は「マネジメント研修を手厚くしています!」という言葉は全く見なかったと記憶しています.

そう思うと,もしかすると日本の看護師の世界においては,新人研修においては重きをおいているが,管理者研修に関してはあまり重要視していないという背景があるのかもしれません.

 

 

ただ近年働き方改革によって人々の働き方が変化しており,それに伴いマネージャーに求められる役割も変化していることをこのニュースでは言っています.

これは看護師の世界にも共通している問題だと思うので,そのニュースの内容をまとめて見ようと思います.

 

 

マネージャーが変わるべき理由

マネージャーの変わるべき5つの理由のデータを基に紹介しています.

  1. 退職理由の50%はマネージャーである
  2. 低いエンゲージメント(企業に対するロイヤリティ)スコアの原因はマネージャー
  3. 目標設定のサポートをしないマネージャーのチームでは,92%のメンバーのエンゲージが高くない
  4. 強みにフォーカスしないマネージャーのチームでは,98%のメンバーのエンゲージメントが高くない
  5. 仕事以外の話をしないマネージャーのチームでは,92%のメンバーのエンゲージメントが高くない

 

このデータを見て感じたのは,いかにマネージャーの影響力が高さが伺えます.またデータに基づいて説明してくれていますので自分の考えは間違っていなかったんだなと実感しました.

また,自分が前職場を辞めた理由の1つにマネージャーの存在というものがあったので,「やっぱりなあ」と.看護師長とまともに目標設定をしたことなんてなかったですし,仕事以外の話なんて皆無でした.そんな職場に自分のエンゲージメントは全くだったんだなと気付かされました.

 

今の日本では認定看護管理者制度がありますが,スタッフにとってそれがどれほどのメリットが有るのか,またどのような考えをもって働いているのかについては自分にとって全く未知の領域なので知りたいなと思いました.

 

今までの日本のマネジメントスタイル

一昔前の人たちは,高いGDPに支えられ終身雇用・年功序列だったため,マネージャーの支援活動はいたってシンプルで「今はつらい時期だけと今の病院で頑張っていればなんとかなるよ」といったもので良かったみたいです.

ただ,今ニュースでも言われているように日本のGDPはどんどん下がっており,日本一位の売上を誇るTOYOTAでさえも終身雇用の保証はできないことが話題となりました.

そんな中で働き手の人たちの悩みが多様化してきたにも関わらず,なかなかこの変化にマネジャー対応できていないという問題が生じているのです.

 

たしかに終身雇用・年功序列というものは,自分の前の病院では国立だったこともあり,その雰囲気は職場に感じていました.またプリセプターにも「看護師としてこの職場で生き残っていくためには,上の人に言われたことには全てYesといったほうが良いよ」と.

そんなことを思い出しながら,前の職場に対してどんどん自分のエンゲージメントは低くなっていってました.

 

これから求められる変化

そんな中で,これからマネジャーに求められる変化というものは,以下の事ができるピープルマネジメントが必要になってきます.

  • やる気・成長を引き出す優れたコーチ
  • チームの成果だけでなく,人にもフォーカスすることができる

 

これを実践するためにはマネージャーが「人に向き合う時間」を高い頻度で取ることが重要になり,その中で働き手の職場に対するエンゲージメントを高めていこうということですね.

 

これは,前の記事でも紹介した「看護師をひきつけて離さないマグネットホスピタル」にもある通り,看護の世界でも共通するものだと思います.

というのも,研究の中でマグネットホスピタルで働く看護師の優れた要因をインタビューによって抽出する際に,その職場の”やりがい”に焦点を置いていました.

 

これだけのことを意識して働いている看護管理者が今日本にどれだけいるのでしょうか?

なかなか良い成功体験を自分の中では聞いたことがないので,これからもセンサーをビンビンに張って行かないといけませんね.

 

まとめ

このニュースからは以下のことを学びました.

  • 務が忙しいからそんな時間を取れないと言って目先の忙しさを言い訳にしない.
  • 今後は長期的に考えてスタッフのエンゲージメントを高めるためにも,ピープルマネジメントとしてスタッフとマネージャーの密な交流・適切な目標設定・フィードバックできる関係性を築いていくことなどマネージャーの役割を変化させていく.
  • 最終的にはスタッフの離職率などの人員確保につながっていく一つの方法になる.

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました.

これからも定期的に気になったニュースを取り上げて,看護に通ずるものはあるかどうかを考えながら記事を書いていこうと思います.

 

 

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