Dnzhn9gI971K56u8Q_rSlkKqTr1UC1cS5yEHG8mF1iE 看護師が転職するために必要な考え方を教えます | 今日も幸せな看護師人生を!

【転職の思考法】看護師が転職するために必要な考え方を教えます

ビジネス本

看護師の転職について

 

さて,2019年も終わりに近づいてきていますね,病院で働いている看護師さん達も忘年会などが行われている時期だと思います.

個人的には,新人看護師が忘年会で芸を披露するというのは辞めにしたほうが良いと思いますがね,あれは誰が得するんだろう,やりたくない新人と,全く興味がない先輩方,伝統というのだけで続けていく風習は本当に…

 

というのは置いといて,今年が終わりに近づいてくるにつれて,来年はどうしようかと思っている人は多いのではないしょうか!?

「今の職場で仕事を続けるべきか,それとも看護師自体を辞めるか,それとも転職して看護師としてよりより職場を選ぶか.」

看護師は3月まで働いて転職する人が多いと思うので,もし辞めるとするならばそろそろ看護師長には伝えておかないといけない時期になってきました.

 

そんな転職を考えている看護師のために,今回は「転職の思考法」という本をご紹介します.

 

 

実際に自分は半年で病院を辞めて,訪問看護ステーションに転職しましたが,この本の内容を元に転職先を探し,見学に伺った際に質問しながら次の職場を選んでいきました.

病院では一年目の看護師の転職は快く受け入れてくれるはずもないですし,看護師長から脅迫じみたことを言われましたが,この本の中の一文に私はすごい支えられました.

転職は悪だというのは,新しい選択肢を手に入れる努力を放棄した人間の良いわけである.人間には居場所を選ぶ権利がある.

 

なので,今回は看護師の転職・更にはこれから就職先を決めていこうとする学生さんに是非とも読んでほしい記事となっています.

 

 

自分の市場価値を考える

 

まず転職をする際に,自分が何者であるのか,自分が世間から見た価値とはどうなのかを知る必要があり,それがそのまま転職するときの面接対策にもなってくると思います.

ただなんとなく病院を辞めてなんとなく転職先を決めて面接を受けると,何も受け答えできない,自分という存在が有耶無耶なってしまいアピールできないとなると困ってしまうわけです.

 

なので,まずは「自分の市場価値=世の中から見た自分の価値」を考えていかなければいけません..

そして,あなたという商品に対する価値に,会社側は給料という形であなたを買ってもらわなければなりません.

なので,給料を高いところに転職したければ,あなたという商品の価値が高いということをアピールする,つまり病院側にとってなくてはならない存在になれば,貴重・希少な人材であることを伝えることができれば自然と高い給料がもらえるようになるということです.

「ダイヤモンドはきれいだから値段が高いのではない,珍しいから高いのだ」という言葉を聞いたことがありますが,まさにこのとおりですね.

 

では,その自分の市場価値とは何なのか,この本では3つの要素があることを言っています.

  1. 技術資産:「専門性」と「経験」.他の企業でも通用する技術を持っているか.
  2. 人材資産:「人脈」.あなたのために動いてくれる人はどれだけいますか.
  3. 業界の生産性:一人の力でどれだけの価値を会社にもたらしているのか,これが給料の原資となる.

これを病院の看護師に置き換えるとするならば?自分の考えではこうです.

  1. 技術資産:他の病院でも通用する技術を持っているのか,救急でのトリアージを学んでいれば,在宅看護の分野でも応用できる.看護の分野では,病院で学んだ領域,例えばがん・糖尿病・精神・心不全など病気の病気を抱えて行きている人たちとの看護に応用できる.
  2. 人材資産:外部とのつながりの中で自分の病院の勉強会に依頼し,看護の質向上に貢献できる.患者を継続的に見ていくために地域との連携を図ることができる等.「井の中の蛙」ではない人.
  3. 業界の生産性:褥瘡対策に取り組み,院内の褥瘡発生率が減少した.転倒率が下がった,医療安全の仕組みを作った,患者満足度があがった,口コミやネットを活用して病院利益が上がったなど.その人じゃないとできないことがある.

 

どうでしょうか,看護師として働くあなたにこれら3つの要素を満たしているといえますか?

もし転職する際には,これらの3つの要素を説明して,自分という商品の価値を売り出すことができれば,どの病院にも引き入れてもらえるようにあると思います.

 

 

転職先を選ぶときの重要なポイント

 

自己分析ができて,自分の取扱説明書を書くことができたら,次はそれをどこで活かすのか,転職先の病院をどこにするのかがポイントとなってきます.

まずはじめに,この本では「転職サイト」への登録はあまり良くないと言っています.

すごい簡単に言うと,転職サイトとその病院は利益関係があるので,転職サイトはその病院の良いところしか伝えれない,その病院のブラックなところを見ることができずに転職することになってしまうということです.

確かにもしそのような関係にあるのなら,人間関係で悩んで転職してしまったとしても,黒いところが見えなければまた同じことの繰り返しが起きる可能性もありますね.

 

そして本題に入っていきますが,自分自身で会社を選ぶときには3つのポイントがあります.

  1. マーケットバリュー(市場価値)は上がるか?
  2. 働きやすさ
  3. 自分の活躍の可能性はある?

この3つのポイントが自分の中でマッチングする企業・病院を選べばいいということです.

その中で”③自分の活躍の可能性”について,自分の将来をイメージできるような質問を,面接や見学のときにすれば自分の将来の働きかたが見えればOKということです.

  1. 会社はどんな人物を求め,自分にどんな活躍を期待しているのか?
  2. 社内で活躍している人はどのような人物か?なぜその人は活躍しているのか?
  3. 自分と同じような境遇(中途,新卒)の人は働いているのか?その人はどんな部署を経てどのような活躍をしているのか?

 

どうでしょうか?

実際に私も,今の訪問看護ステーションを決めるにあたって,事前に見学し社長と面談の時間をとってもらい,この3つの質問をしました.

簡単に言うと以下の回答がありました.

  1. 自律的に動くことができる人材を求めている,そしてその会社の企業理念に共感できる人を求めている.
  2. 活躍している人物は,当事者意識が強い人.愚痴ばかりでどう変わるかの理想論をいって何も行動しない人ではなく,どう作っていくのかを考え行動している人.
  3. 病院を1ヶ月で辞めて,転職してきた人もいる.今は現場で活躍している.

 

面談の中での自分の質問をきちんとした回答をもらえたのは,自分の将来の働き方が見えたことは,自分がこの会社にいこうと思った1つの要因でありました.

あと,個人的にはホームページがきれいに整っているというのもポイントだと思います.

やはり今のネット社会において,そこに力を入れているということは,紙媒体ではなく新しいことを取り組んでいこうとする姿勢を汲み取ることができるからです.

 

 

To Do 型 or Being 型

 

この章では,必ずしもやりがいを持って仕事をしなくても良い,やりがいを持って看護をしなくても良いということを伝えています.

 

転職の際には,自分がどのような働きかをしたいのかを考えことは重要であるが,世の中にはTo Do型とBeing型の働き方に別れていると言っています.

  • To Do型:「何をするか(コト)」に重きを置いている人.自分の人生の使命を感じている.スティーブ・ジョブズや孫正義みたいな人.
  • Being型:「どんな人間でありたいか,どんな状態でありたいか」に重きをおいている人.幸せに楽しく働くことができさえすればいい,生活するだけのお金が入ればいい.

99%の人間はBeing型に分類されます

つまり殆どの人にとってやりたいことなど存在しないので,初めからやりたいことなど必要ないと言っています.

その中で,Being型の人間にとって仕事を楽しむために必要な条件をRPGと例えるとわかりやすくなると言っています.

  1. 自分が適切な強さの環境に身をおいているか:ポケモンで例えると,スタートしたばかりなのに,いきなり四天王と戦わされるようなことです.レベルも上がらないですし絶対に勝てないバトルをするほど面白くないことはないですよね.病院でいうと,いきなり救急外来に飛び込まされるといったところでしょうか.
  2. 緊張と緩和のバランス:次に今の自分のレベルに合った場所にいるかどうかです,雑魚キャラを倒しながらレベルを上げて,ポイントに居るジムリーダーを倒す挑戦をする.コイキングしか出てこないポケモンほどつまらないことはないですね.

つまり「居心地がいい環境」というのは必ずしもいい職場とは言えないということです.適度な忙しさとゆっくりすることができる職場・病院・訪問看護ステーションを選ぶべきだということです.

 

そして最後に,Being型の人間には「必ずしもやりたいこと」は必要ないが,「小さなやりたいこと」は多くの人が持っています

なので,いきなりやりがいをもって仕事にするのではなく,「得意なこと」「ストレスに感じない」ことをコツコツ積み上げていくことで,その仕事を好き・自分のやりがいに近づけていきましょう,とまとめています.

 

たしかに面接のときによく「あなたのやりたい看護は何ですか?」と聞かれたことがあります.

面接対策で適当にストーリを作っていましたが,正直「循環器を極めたい!」「救急で人を助けたい!」なんていう感情は持っていなかったです.

今思えばそこに関して,きちんと考えを持っていなかったために職場に馴染めず辞めてしまったんだと思います.

看護に限らず,自分の得意なこと,ストレスに感じないことは「おじいちゃんやおばあちゃんと話すこと」でした.

それを元に色々考えた結果,人とゆっくり関わることができる訪問看護ステーションが合っているのではないかと思いました.

そして実際に働いてみて,日々充実した楽しい看護師人生を送れているということは,訪問看護は自分に合っていたのかもなあと思います.

ということで,転職や就職をこれから控えている看護師・看護学生さんは,まず自分がやりたい看護は何か?何をやりたいのか?を考えるのではなく,自分の得意なこと・ストレスを感じないことは何かを考えてみて,それを活かせる病院・病棟・職場を考えてみてください.

 

 

まとめ

 

転職はその人にとって「初めての意思決定」であり,捨てることを伴う意思決定,人は何かを手放すことは怖いと感じる生き物です.

看護師業界は特にだと思いますが,理解されない覚悟も必要で,精神的には相当追い込まれるものだと思います.

実際に転職を経験した自分としては,たしかに転職はとても大変な労力が必要ですし,周りの目もあり悪口を言われているのではないかという恐怖がずっと身にまとってきました.

 

そんな苦痛を味わいたくない・転職に迷ったときには,「なぜ」転職をするのか,自分が転職する目的を振り返るようにすることが大切だということを最後に言っておきます.

なんでも理由はいいと思います.

  • このまま働き続けてしまうと,ストレスで自分の人生がめちゃくちゃになってしまう.
  • 転職して,自分のスキル(循環器に特化したい,ターミナルで人の生死に触れたい)を磨きたい
  • 幸せに働くことができる看護師の世界を作りたい!←自分の目的でした.

目的を振り返ることで,転職をするための数ヶ月の準備期間は辛いですが,それは短期的なものであり,長期的に自分の人生を充実したものにするための勇気を持てるようになると思います.

個人的な意見になりますが,今の職場・病棟に悩んでいるなら,是非とも転職をして,新しい人生を手に入れましょう!

 

 

すごく良い本なので,これから転職を考えている看護師もそうですが,就職を控えていて病院選びをする看護師にも,自分と同じ失敗をしないためにも是非とも読んでほしい本となっています.

長くなりましたが,最後までありがとうございました.

 

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